WHAT WE SEE OF THINGS IS THE THINGS
展示会
14 Nov 2024 – 25 Jan 2025
CARBON 12ギャラリーは、エドガー・オルライネタの初個展『What We See of Things is the Things』を開催します。本展では、オルライネタが「物」と「本質」に関する哲学的探求を通じ、素材と意味への深い関心を表現し、物や芸術の概念に挑戦します。
オルライネタの絵画は、物体そのものではなく、それを描いたイメージを基にしています。キャンバスに描かれるのは、現実の再現ではなく「物そのもの」としての存在感を追求したものです。また、再構築されたツールや動物的な形状を作品に取り入れ、完成された構成を生み出します。
彼の作品は、物が持つ「機能」から切り離された純粋な「物」としての姿を提示し、観客が自由に解釈できる余地を作ります。この過程は、幼少期の思い出、特に祖母の家の壁にかけられた絵を眺めた記憶に基づいています。作品には「見ること」が分析を超える重要な行為として表現され、最終的には「物」としての存在感を強調します。